セガサミーホールディングスは5月13日、平成20年3月期の連結業績(決算短信)を発表。売上高は前年比13.1%減の4589億7700万円、営業損益は58億2900万円の赤字、経常損益は82億2400万円の赤字、当期純損益は524億7000万円の赤字となった。
主力となる遊技機事業では、パチスロ販売台数は『パチスロ北斗の拳2乱世覇王伝天覇の章』(サミーブランド)や『リングにかけろ1』(銀座ブランド)、『デビルメイクライ3』(ロデオブランド)などを販売したが、前期比14万2000台減の38万台と計画未達。またパチンコ販売台数も『CRサクラ大戦』(サミーブランド)や『CR伝説の巫女』(タイヨーエレックブランド)を販売し、前期比2万4000台減の10万8000台と伸び悩んだ。
他方、中国関連事業、アミューズメント施設に対する減損損失、「みなとみらい21」中央地区におけるエンタテインメント複合施設開発の中止に伴う違約金、投資有価証券評価損の計上等は524億7000万円の当期純損失として計上した。
なお、次期の見通しに関して、売上高は前期比2.4%増の4700億円、経常利益は130億円、当期純利益は50億円を見込んでいる。