同社によると、パチスロ遊技機33万5000台、パチンコ遊技機8万8000台を販売したものの、いずれも前年同期実績を下回ったほか、アミューズメント施設事業やコンシューマ事業においても同様に前年同期実績を下回った。
また同社では2月8日、平成20年3月期通期(平成19年4月1日〜平成20年3月31日)の連結業績予測および、期末配当予測の修正も発表。修正後の売上高は前回発表値比12%減の4750億円、営業利益は60億円の赤字、経常利益は70億円の赤字、当期純利益は260億円の赤字となり、1株当たりの当期純利益は103円20銭の赤字を予測。1株当たりの期末配当予測は前回予想の30円から15円に減額修正した。
同社は修正理由について、遊技機事業の販売伸び悩みと主力タイトルの供給が来期に遅れるなどをあげ、遊技機の年間販売台数計画について、パチスロ機は52万台から40.8万台へ、パチンコ機は18万台から13.4万台へ修正。このほか、第3四半期に有価証券売却益37億円を計上した一方、平成19年11月9日の前回業績予想修正公表時点で見込んでいた不動産売却益55億円が来期にずれ込むほか、子会社である(株)セガにおける固定費圧縮を目的とした希望退職者募集に伴う特別退職金支出により29億円の特別損失計上を見込んでいる。