認定申請には「保証書」の添付が厳格に規定されている。ただ旧規則下では保証書の作成に関する有資格者が遊技機メーカーに限られていた。
新規則ではこれを改め、その有資格者の範囲を従来のメーカーに加えて販社所属の「遊技機取扱主任者」と法定優良パーラー(特例風俗営業者)の「遊技機取扱管理者」に拡大。メーカーから保証書の発給を待たずとも認定申請できる道が開かれていた。
3団体が今回まとめた骨格は販社およびパーラー主導の認定申請手続きに関するもので、すでに実績のある中古機流通システムをベースに機歴管理や打刻申請を踏襲しているのがポイントだ。
しかし、トップバッターを切って『CRフィーバー大ヤマト2』の検定切れが10月下旬から各県で順次始まることを受け3団体は、パーラー側の求めに応じて申請書類を速やかに発給する方針を確認した模様だ。11日の会見で全日遊連の玉川副理事長が報告した。
一方、会見では認定に関する申請期限について平川副理事長が説明。「風適法上の原則として検定切れの前日までとなっている。しかし実際の運用は各公安委員会で異なる場合があるので、認定を希望するパーラーは、早め早めの対応をお願いしたいと本日の理事会で呼びかけた」と述べていた。