同機は、人気シリーズ「大工の源さん」シリーズの最新作。同シリーズは販売台数20万台の大ヒットを記録した『CR大工の源さん』(96年)以降脈々と続く同社の看板シリーズ。同シリーズとして2年ぶりの発表となり、今作は下町のそば屋を舞台に人情味溢れるドタバタ活劇を繰り広げる内容。
性能面では初代「源さん」の出玉感を再現し、シリーズ初の2ラウンド確変の採用や迫力ある「エビ天役物」、レトロ感のある「黒電話役物」を搭載している点も特長だ。スペックはメインとなる『MTA』(確率1/359.5、確変突入率70%、確変内訳15R50%:7R10%:2R10%、全大当たり終了後70回の時短付き)と確率甘めの『MTB』(同1/315.5、確変突入率65%、確変内訳15R45%:7R10%:2R10%、全大当たり終了後70回の時短付き)の2タイプ。両機種共に9月2日より納品がスタートする予定。
同社の金沢全求専務は「源さんシリーズは当社の三本柱の一つ。今作は初代の魅力をそのまま残し、大人っぽくなった源さんが奮闘する姿が描かれており、ホールの皆様には必ず喜んで頂ける機械」とPR。また「業界はファン減少など厳しい状況が続いているが、当社では遊べて、明るく、楽しく、面白く、癒しを加えたパチンコ機を開発していきたい」と今後の開発方針を述べた。
発表会ではその他、「そば源スーパー店員」によるアクロバットショーも行われ、椅子を空高く積み上げ、頂上でバランスを取る「バランス椅子」など迫真の「出前ショー」を行い、会場は賞賛のどよめきに包まれた。