自社が経営するパーラーでゴト行為をしていた男性を倉庫に監禁したなどとして、広島県警海田署は1月15日、広島県内の準大手チェーン・伯和(広島県東広島市)の常務・宇佐波秀樹容疑者(51)、社員・増見洋明被告(39)、社員・新田裕之容疑者(44)の3人を逮捕監禁容疑で逮捕した。3人はいずれも容疑を認めているという。1月16日付け毎日新聞電子版が報道した。
海田署の調べによると昨年12月7日午後7時前ごろ、伯和が経営するパーラー《ナポレオン熊野店》=広島県安芸郡熊野町=のパチスロ機から不正にメダルを得ていた無職の男性(22)を増見容疑者と同店店員2人は事務所に連行。暴行を加え、男性の頭などに約2週間のけがを負わせた。宇佐波容疑者、増見被告、新田容疑者は午後7時〜9時半ごろにかけて、宇佐波容疑者の運転する乗用車に男性を無理やり乗せ、東広島市内の会社の倉庫に連れていき、ほかの仲間について問いつめるなどした後、《ナポレオン熊野店》に連れて帰るまで監禁した疑いが持たれている。
男性は同店駐車場ですきを見て逃げ出した。増見被告と店員2人は12月8日に傷害容疑で逮捕されていた。