首都圏リサイクル、液晶の買取開始

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 東京、神奈川、千葉、埼玉の1都3県で、排出台の適正リサイクルと新台運送コストの削減を図っている『首都圏遊技機リサイクルシステム』では、8月1日から廃棄遊技機の液晶部分の買取業務を開始した。

 同システムではこれまで、液晶の有無にかかわらずパチンコの排出台(本体、盤、枠)を無料で引き取り、昨年1年間で8万6911台、今年上半期で7万3885台を処理しているが、新台の輸送台数(昨年=約18万台、今年上半期=約8万7000台)と比べて、各店舗から出される廃棄台数が少ないことや回収する排出台の多くが液晶を抜き取られていること、液晶の売却とあわせて台ごと他の業者に譲渡された場合に液晶以外が不法投棄される懸念があることなどから、液晶部分を買い取ることにした。

 液晶の買取業務は、指定リサイクル業者の多摩デリバリー、国際資源リサイクルセンター、ピーネット131の3社が行う。

 買取額は液晶のサイズや劣化具合、その時の液晶相場などによって変動するため一律ではないという。液晶がない排出台に関してはこれまで通り、無料で回収する。

 パチスロ機の液晶も買い取るが、パチスロ機の排出台はリサイクル料金として1台1500円が掛かるため、液晶の買取価格との差額が店に支払われるか、または請求される。

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