ファン向けのパチンコ雑誌に掲載されていた広告を信じて、290万円を支払ったにも関わらず、全く効果がなかったとして、岡山県赤磐市の男性が、広告主の東京都の業者に同額の返済を求めていた訴訟で、岡山地方裁判所の徳岡治裁判官は4月28日までに、この業者に対して全額の支払いを命じた。4月29日付の山陽新聞が報じた。
各地で同様の訴訟が起こされているという。
最近、一部のパチンコ関連雑誌やインターネット上に掲載されている「パチンコ・パチスロで必ずもうかる攻略法」を申し込んだパチンコファンが、高額な代金を請求されているトラブルが増加しており、全国のパチンコパーラー組織の全日遊連では、こうした広告に騙されないようホームページで注意を呼びかけているほか、攻略法と称した広告を掲載しないよう、ファン向けのパチンコ雑誌等にも要請している。