アルゼは2月23日、2006年3月期の連結最終損益が118億円の赤字(前期は10億2200万円の黒字)になる見通しだと発表した。同24日付の日本経済新聞が報じた。
従来は1億円の黒字を見込んでいたが、パチスロ5号機の販売不振が響いたようだ。5号機では『サクラ大戦』『デビルマン』『ハイサイ潮姫』を発売している。
売上高は前期比27%減の531億円と従来予想の半分近くに減る見込みで、パーラー向けプリペイドカードシステム事業も紙幣収納型カードユニットの販売開始が遅れ、計画に届かないという。
経常損益は従来予想の75億円の黒字から、52億円の赤字(前期は20億8300万円の黒字)に転落する見込み。
また、アルゼは10月1日付で持株会社体制に移行することも発表している。