国税庁がこのほど発表した「平成15事務年度における法人税の課税事績について」によると、パチンコが依然として脱税ワースト上位業種に名前を連ねている。
それによるとパチンコは、「不正発見割合の高い業種」として昨年同様、第2位にランク(47.5%)。「不正申告1件当たりの不正脱漏所得金額の大きな業種」も昨年同様、第3位(5218万5000円)という結果が報告されている。前年比で見ると、不正発見割合では昨年とまったく同じであったため、ポイント増減はなし。不正脱漏所得金額では392万6000円(7.0%)の減少となっている。