(株)エース総合研究所の12月月例セミナーがエース電研研修室において開催され、社会保険労務士でありエース総合研究所客員研究員の松田秀樹氏が近年パーラー内の採用比率が増えつつある『アルバイトを使うための“労働法”の読み方』をテーマに講演を行った。
松田氏は来年1月に改正施行される労働基準法を引き合い出しながら、「労働契約期間の上限の変更(1年から3年へ)」「客観的に合理的な解雇の理由がなく社会通年上認められない場合は解雇権の行使は無効となる」「裁量労働制に関する規定の整備(残業時間の上限基準など時間外・休日労働に関する協定)」などの労基法の改正点を説明したほか、アルバイトを雇用する際の事業主の責任の範囲、トラブル発生への対応など、今後益々増加するであろうパーラーにおけるアルバイト管理のノウハウを紹介した。