岐阜県遊技業協同組合青年部会(玉川健次部会長)は4月18日、岐阜市内にある同組『遊技会館』で今年第二回目となるエース総研のセミナーを開催した。同社によるセミナーは今年12月まで2ヵ月に一回のペースで予定されている。
今回のテーマは「カードシステムの比較とICカード情報の活用」。講師を務めたエース総研の藤田社長は、今後のシステム切り替えや新店の立ち上げに際し、7社14システムある現在のカードシステムの中からどのシステムを選択するかについては、コスト、営業貢献度、拡張性、付加機能、在庫管理の軽減、顧客の利便性など、自店の戦略にあわせて、どこに重点におくかを慎重に見極めた選定が重要になると指摘した。
またICカードから吸い上げる個人情報の活用については、DM発送に役立てるだけでなく、自店にあう釘調整や台選定に役立てる視点をもっと重視すべきとの考えを強調。売上を台数と台売上をかけあわせる数字で見るやり方から、客数と客単価をかけあわせる方法に転換し、顧客管理の一層の強化につなげるべきだとの考えを示した。