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前作は名脇役機として長きにわたり重宝した『カバネリ』。今年3月に登場する最新作に関しても評価の問い合わせが多く、ヒット機種としての期待感が高いことを実感しています。実際に試打しての評価を皆様にお伝えします。
通常時の初当たりまでのフローは、チャンス目からのCZ経由、ポイント貯め×周期抽選の2ルートとなります。チャンス目は赤と緑の2種類で、出現すればその色のチャンス目が一定G数、指定役となり、この間に再度引くことが出来ればCZ抽選が行われます。CZ期待度は赤が36%、緑が46%、複合が78%のようです。
また、チャンス目には青も存在し、引くことでポイントが貯まります。チャンス目の合算確率は約1/15で、内部状態によって押し順チャンス目が出現します。規定ポイントに達すると前兆演出に突入し、当否ジャッジが行われます。この一連の流れが1周期となっています。このほか、1周期目、2周期目にはG数天井が設けられており、天井到達で初当たり抽選が行われる仕組みです。
初当たりはBIG、REGで出現率は1:1。BIGならST突入、REGからのST期待度は20%となっています。REGで天井G数がクリアされない仕様は前作同様です。BIG天井は996G消化、もしくは6周期目となります。しかし、300G以内のボーナス当選率は約77%となっているので初当たりは軽い機種となっています。
チャンス目でボーナス当選を目指すST中のゲーム性も前作を踏襲。ST継続率はトータル約76%となっています。ボーナスが確定すると4G間の枚数決定ゾーンに突入。その4G間も高確アイコンは有効で、毎ゲーム、最低でも50枚、チャンス目で100枚以上、対象のチャンス目なら200枚以上の上乗せが発生します。
STを継続させてボーナスを連チャンさせ、トータルの獲得枚数が1,000枚を超えるとエンディングボーナスを経て「海門回想」という70G間の現状維持区間に突入。消化中はチャンス目、ベルでポイントを貯めてレベルアップを目指します。レベルが赤になるとフリーズ高確+超高確アイコンを獲得できます。フリーズ高確への移行期待度は約60%とのことです。
フリーズ高確中は毎ゲーム1/6.6で出現するチャンス目の25%でフリーズが発生します(最終ゲームで引ければ100%)。フリーズ期待度は約16%です。フリーズ発生後は真上位STか裏上位STに突入します。ちなみに、フリーズ高確非突入.失敗時は継続率約83%の上位STへ突入します。
真上位STは継続率約89%で、継続のたびに超高確アイコンを獲得します。これは対象役を引ければ100%ボーナス当選する強アイコンです。裏上位STは真上位の性能のまま純増が6.0枚/Gへ増加。終了後も上位STへ移行するため、期待値は3,600枚を誇ります。前作の裏美馬STにあたり、突入頻度はプレミア級となります。
設定1のコイン単価は3.1円、MYは3,102枚、MY単価は1,000枚。中単価帯でMY単価1,000枚を超える機種は希少価値が高いです。
演出も大幅にパワーアップし、前作のゲーム性を踏襲しつつ、ST中も1,000枚獲得という分かりやすいゴールがあり熱くなることができます。通常AT中も目押し不要のため、前作に比べ客層の幅も広がりそうです。設定6の出玉率も114.9%と高く、中単価帯を遊技する若年層は本気がメイン機種となりそうです。
若年層が多いか否かで適正台数は異なりますが、20円パチスロ全体の3~5%を目安に必ず導入したい新台です。販売台数は約2万台超と多く、若年層がメイン客層となりため、高設定を多用して稼働させる必要があり、利益貢献度は低い機種となりそうです。
◆プロフィール
三木 貴史
㈱エスサポート代表取締役
1972年生まれ。97年中央大学商学部卒業後、パチスロ専門店(神奈川県42台)にて勤務。01年〜06年グループ4店舗を統括部長として指揮、在職中より他店舗のコンサルティングにも携わる。この期間、全ての店舗で稼働平均15,000枚を継続。07年に独立し、パチンコ・パチスロホール運営コンサルタントとしてエスサポートを設立。“ホールの知恵袋”として全国どこにでも出張中。社内外を問わず行うセミナーも好評。



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