
八王子市の初宿和夫市長(右)に寄付金を手渡す八王子遊技場組合の阿部恭久組合長。
東京都八王子市内のパチンコ店22店舗が加入する八王子遊技場組合(阿部恭久組合長)は12月15日、社会貢献活動の一環として、八王子市社会福祉協議会に寄付金を贈呈した。
この寄付金を原資に毎年、同協議会から社会福祉や青少年の健全育成支援、地域振興などに取り組む市内の団体等に助成されており、令和7年度(2025年度)は、小中学生の学習支援をサポートする「勉強お助け教室由木教室」と子どものためのファミリーコンサートなどを開催する「アートピア」の2団体に活動費が助成された。
八王子市役所で行われた寄付金贈呈式で阿部組合長は、「我々遊技業界は様々な形で社会貢献に取り組んでいます。八王子組合では先日も福祉事業所の方々をお招きしたボウリング大会も開催しました。そうした活動にぜひご理解をいただければ」と挨拶。同協議会の名誉会長を務める初宿和夫市長に寄付金50万円を手渡した。
初宿市長は、「八王子遊技場組合の皆様方にこうした形でお支えいただき、子どもたちへのサポートに活かされています。誠にありがとうございます」と謝辞を述べた。
同組合による寄付金の贈呈は平成23年(2011年)から継続され、今回で15回目となった。
また、同組合では11月14日に、社会福祉法人・八王子いちょうの会が運営する生活介護事業所の利用者や職員ら計139名を招待した「第29回ふれ愛ボウリング大会」を市内のSAP日野ボウルで開催。参加者はガターバンパー付きレーンでプレーし、ストライクやスペア、珍プレーが出るたびに歓声があがるなど、笑顔で楽しむ姿が見られた。

11月14日に開催された八王子組合による「ふれ愛ボウリング大会」。


