オーイズミは11月26日、スマスロの新機種『Lパチスロ うみねこのなく頃に2』(オーイズミ・アミュージオ製)のプレス発表会を、都内渋谷のパセラリゾーツ渋谷で開催した。当日は、スペシャルゲストとして、舞台版「うみねこのなく頃に」で右代官戦人役を務める俳優の川隅美慎さん(写真右)と、古戸ヱリカ役の遥りささんが実際の舞台で着用していたという衣装で登場。発表会に華を添え、新台をピーアールした。
新台は、リアルボーナスだからこそ味わえるリアルな遊技体験を提供することを目的に、同社が今年8月に始動した「REAL A+」プロジェクトの第3弾。2020年に同社がリリースしたヒット機種『パチスロひぐらしのなく頃に祭2』を完全継承しつつ、新たな進化が加わった正統後継機との位置づけだ。
スペックは、出玉が異なる3種類のリアルボーナス主体に、完走型ARTが加わった仕様。ボーナス獲得枚数はそれぞれ、最大202枚、同160枚、同56枚となっている。一方のARTは、1ゲーム純増1枚。1セットあたりの継続ゲーム数は、30G、50G、90Gの3パターンに加え、次回ボーナスまで継続するARTも搭載されている。ボーナス後や既定ゲーム数消化後には、「なく頃に」シリーズにおける特徴的なART突入チャンスゾーン「運命分岐モード」に突入。運と自力感がバランス良く組み合わさったゲーム性が実現されている。
発表会冒頭に挨拶した同社特機部の兼本孝昌部長は、作品の魅力を紹介しつつ、新機種について、「5年の開発期間を費やし、妥協なく作り込んだ」と自信を見せた。さらに、「すでにSNS上でも多くのファンから期待が寄せられており、ホール様においても長期にわたって高稼働を維持する機種と確信している」と、仕上がりに太鼓判を押した。また兼本部長は、「REAL A+」プロジェクトについても解説。高射幸性のAT機が市場シェアを拡大する現状に、同プロジェクトが一石を投じ、「もっと気軽に遊技できる環境を創出したい」という思いを今後も追求していく方針を語った。
ホール導入予定は2026年2月2日から。

発表会では、ゲストによるトークショーも行われ、右代官戦人役の川隅美慎さん(右)は、「見たら絶対足が止まる。早く打ちたい」と期待感を表し、原作世界観の高い再現度を評価した。また、古戸ヱリカ役の遥りささんも、映像表現が限定的であるキャラクターがパチスロで「動いている」点に触れ、「演出がすごい楽しみ」とコメント。作品愛に溢れる舞台版のキャストからも、新台がコンテンツの新たな表現として期待されている様子が見受けられた。
©竜騎士07/07th Expansion/©OIZUMI



