今年の6月から導入を開始した、パチスロの「ボーナストリガー機(以下、BT機)」。ノーマルタイプとAT機の中間に位置する新たなカテゴリの遊技機として、9月末までに11機種が登場している。徐々に導入台数は増えているが、ファンの認知度、遊技意欲はどのように推移しているのだろうか。
認知度については、「知っている(聞いたことがある)」が45.2%、「知らない(聞いたことがない)」が54.8%となった。前回調査時では「知っている」が48.2%だったため、微減した形だ。
遊技意欲については「遊んでみたい」が56.5%、「遊ばない(興味がない)」が21.0%、「分からない」が22.5%となった。前回調査時と比較すると「遊んでみたい」が2.3ポイント減少、「遊ばない(興味がない)」が9.6ポイント増加、「わからない」が7.3ポイント減少となった。
この結果で気がかりなのは、「わからない」と回答していた浮遊層のうち、「遊んでみたい」と思ったファンよりも、「遊ばない(興味がない)」に流れてしまったファンの方が多いということだ。BT機は既存のノーマルタイプに物足りなさを感じているファンにとっては魅力的に映る一方、ボーナス確率が低め点や、4段階設定の機種が多いなど、安定を求めるファンや設定推測込みで楽しむファンにとっては、獲得枚数が増えたとしても遊技意欲としては弱いということだろう。
日電協は2年以内にBT機の設置比率10%を目指す「BT10」を掲げている。その実現に向けては、BT機を打ちたいと思わせる、さらなる進化、付加価値が不可欠だ。
調査企業:ブーミングネット株式会社
すぐさま簡単に安価で導入できる来店ポイントサービス『ポイントクラブ』を運営。お得なポイント賞品を多数用意しているほか、DMサービスにより再来店率の向上や、来店客の生の声を収集できる。
・問い合わせ
TEL 03-6451-4355
Mail info@booming-net.com
WEB https://booming-net.com