アミューズが大阪・関西万博でパチンコ業界の社会貢献を発信

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大阪・関西万博のEXPOアリーナで行われたステージイベントで、パチンコ業界の取り組みを来場者にアピールした。

ホール企業のアミューズは、9月26日から28日までの3日間、大阪・関西万博のEXPOアリーナで開催された「スポーツ・オブ・ハート in 2025 大阪・関西万博」に協賛し、ブース展示やステージ企画を通じてパチンコ業界の社会貢献活動を発信した。

「スポーツ・オブ・ハート」は、パラリンピアンの呼びかけで始まった共生社会を目指す取り組み。障がいの有無や国籍、性別といった枠を超え、スポーツ選手や文化人、企業、省庁が力を合わせて活動している。その趣旨に賛同したアミューズは、万博という大舞台での出展を業界の存在意義を示す絶好の機会と位置付けた。

同社の岩谷和馬社長は「健常者も障がい者も安心して楽しめる社会をつくりたいというテーマに共感しました。パチンコ業界も両手ハンドルの導入や車いす対応の環境整備など、多様性に配慮した取り組みを進めています。今後も障がいのある方が安心して来店できる遊技環境を業界全体で整えていきたい」と語り、出展の意義を強調した。

ステージでは、アミューズが続けてきた地域清掃活動や子ども食堂への寄付、介護施設への遊技台提供などを紹介。さらに全日遊連が能登半島地震に際して3億9,000万円を拠出した事例も映像で伝え、業界全体の社会的役割をアピールした。加えて、アミューズグループの「ポップサーカス」が迫力あるパフォーマンスを披露し、会場を沸かせた。

今回の出展は、単なる企業PRにとどまらず、パチンコ業界が多様性社会にどう貢献できるかを示す試みにもなった。万博の舞台を通じて「娯楽の力で社会に彩りを」というメッセージを届けたアミューズの姿勢は、業界全体の新しい方向性を示すものとなった。

ポップサーカスのパフォーマンスで会場を盛り上げた。

アミューズ・岩谷和馬社長。

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