
©和久井健・講談社/アニメ「東京リベンジャーズ」製作委員会
©Sammy
スタイリッシュな演出と多彩な出玉トリガーが融合した『L東京リベンジャーズ』を有効活用するにはどうすれば良いか? ポイントは「定着思考の販促」になります。
7月6日にリリースされた『e東京リベンジャーズ』に続き、9月7日に『スマスロ東京リベンジャーズ』が導入開始となります。一足先にリリースされたパチンコは抜群の稼働実績を誇っており、王道スペックで開発されたパチスロも同じく主力機.定番機のポジションを狙っていると想定することができます。
同機のスペックは、純増約8.0枚/G×継続率約80%を誇る上位ATを搭載していますが、基本となる下位ATは純増3.2枚で、コイン単価3.3円のミドルスペック。また、ATは差枚数管理タイプで、仕様としては『Lいざ!番長』と類似しています。レア役やポイントからCZを経由して報酬を獲得しつつ上位CZを目指す流れで、多くのプレイヤーにとって馴染みのある王道フローです。
超BIGコンテンツである点、そして純増約8.0枚/G×継続率約80%を誇る上位ATを搭載している点、これらを強みとして持つ同機ではありますが、同機の本質的な魅力を訴求する「定着思考」の販促によって打感のギャップを生まず、いかに主力機.定番機として確立させるかという観点からの販促アプローチが望ましいと考えられます。そのため、プレイヤーから自然と受け入れられることを主体とした販促展開を推奨します。
具体的には、ポイント蓄積型である同機の「通常時」や「東卍ACCEL(pt獲得ZONE)」の概要を可視化して販促展開することもひとつ。ptを貯めるほど有利な展開に期待が持てるゲーム性のため、同機の本質的な楽しさを伝えるポイントになるでしょう。
また、SNSでは楽曲への期待が高く「〇〇が聞けるなら何度でも打つ」という意見も多くあります。搭載楽曲は非公開(8月上旬時点)のため、判明次第で販促展開すると遊技動機にプラス効果が期待できます。今回は、「定着思考」の観点からポイント蓄積型の訴求販促の参考デザインをご紹介させて頂きます。
[販促ポイント]
①「通常時のポイント獲得」デザイン事例
同機の通常時は規定ポイント到達で決戦前夜(前兆)へ発展するゲーム性となっています。上級者はもちろん、初心者にとっても分かりやすく、コンテンツファンにとって追いかけ動機の要素にもなりますので、販促展開をすることを推奨します。ポイント獲得契機や恩恵となる要素を初心者目線で明記しておくと良いでしょう。

販促事例①「通常時のポイント獲得」をピックアップ。
②「東卍ACCELの概要」デザイン事例
通常時は、周期到達(規定pt)を目指してptを貯める抽選が進行しています。「東卍ACCEL」はそのpt獲得に特化した演出ゾーンで、短時間で大量ptを得られるチャンスとなります。初当たりやAT当選時の余剰ptはAT中に持ち越しされる仕様であることなど、プレイヤーの恩恵となる要素を分かりやすく明記すると良いでしょう。

販促事例②大量pt獲得チャンス「東卍ACCEL」を紹介。
◆プロフィール
梶川弘徳(かじかわ ひろのり)
株式会社CFY代表取締役
ホール企業で営業部長として営業戦略や組織マネジメントの責任者として活躍し、2009年33歳で㈱CFYを設立して現在に至る。座右の銘は会社名の由来でもある「Crazy For You(あなたのために)」
●株式会社シー・エフ・ワイ
URL:https://amuse.cfy.jp/
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