この展示会は、両社が共同開発したマーケティングシステム『遊動』(2017年発表)を中心に、両社の最新システム・サービスが展示・発表される場。全国3会場のトップバッターとなった東京会場には、当日多くのホール関係者が駆けつけ、併催されたセミナー(2部制)も各部100名(計200名)が満員御礼となった。
特に、会場で熱視線が注がれたのは、『遊動』の共同プロジェクト第二弾となる「アクティブ連携」。この「アクティブ連携」では、北電子社のホールコンピュータ『VORFORCE(ボルフォース)』と、グローリーナスカ社のICカード・会員管理システム『EXSIMシリーズ』が連携した情報を、リアルタイムで現場オペレーションへフィードバックすることを実現。そこから生まれる「接客力・セキュリティアップ」「業務効率アップ」などの新たな魅力が、来場者の関心を集めた。
このほか、北電子社からはクラウドサービス『Kitac Cloud』やデータ表示器、グローリーナスカ社からは『EXSIMシリーズ』や紙幣整理機、顔認証システムーー等々。既存・最新製品から参考出品まで集まった製品群が、来場者の興味を引いた。
また、併催されたセミナーには遊技業界ジャーナリスト・POKKA吉田氏が登壇。短期・中期的な業界展望について、型式試験動向や旧規則機撤去状況など直近の業界事情を踏まえ、独自の視点から考えを語った。