岡山県遊技業協同組合は6月12日、岡山プラザホテルで2019年度通常総会を開催した。
総会の冒頭、挨拶に登壇した千原行喜理事長は、「現在の遊技業界の状況はファンの減少に歯止めがかからず、市場規模が縮小を続けている。県内でも平成4年のピーク時には、239店舗あったものが現在では134店舗まで減少している」と述べたのち、「ギャンブル依存症対策基本計画、旧規則機の取り扱い、受動喫煙対策など問題は山積しているが、組合の長として遊技業界が安定して発展していけるよう尽力するので、力を貸してほしい」と組合員に協力を仰いだ。
続いて、岡山県警察本部生活安全部の森井理部長の祝辞では、警察業務の理解・協力に対し感謝を述べ、今後も継続的な支援を要請した。
同生活安全企画課の荻野英俊課長の講話では、①パチンコ依存防止対策②検定機と性能の異なる遊技機の問題③不正改造事案の絶無④パチンコ営業の賞品に関する問題⑤広告宣伝等の健全化の徹底の5点と特殊詐欺について言及し、組合員に要請した。
その後の議案審議では、上程された議案は全て可決、承認。総会終了後の祝賀会では、寄付金贈呈式ならびに感謝状の授与が行われた。
また、総会前には毎年恒例の献血活動が行われ、組合員41名が参加した。