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『2018年ぱちんこ電話相談事業報告書』
パチンコ・パチスロ依存問題の電話相談事業を行う認定NPO「リカバリーサポート・ネットワーク」(RSN・西村直之代表)は2018年の電話相談事業の報告書をまとめた。
それによると、2018年1月1日から12月31日までの全相談件数は5,795件(RSN沖縄事務所3,107件、全商協RSN支援室475件、夜間対応2,213件)で、開設以来の最高件数。前年比では872件増加となった。また、電話相談を開始した2006年4月からの総相談件数は3万991件となっている。
今回増加した要因としては、2018年はRSNが16時から22時まで延長した時間の相談に、通年で対応した最初の年ということもあり、相談件数が増加したと考えられる。
一方、沖縄RSNの電話相談につながった相談者と対象者との関係性の内訳(初回相談のみ)は、「本人」が776件で全体の83%(前年比2%増)、「家族・友人」が157件で19%(同2%減)。
相談者が電話相談に至った相談経路の構成比率は、ホール内ポスターが最も多く362件で全体の39%(同12%減)を占めた。次点はインターネットで262件(28%、同1%増)となった。
※11ヶ月間の準備期間を経て2018年10月より、延長時間についてもRSN沖縄事務所での対応が可能となったが、同年9月までの東京事務所のデータとの統合が技術的に困難なため、総相談件数以外は同年10月~12月までの3ヶ月間のデータのみ掲載。