組合大会冒頭では行政から警察庁生活安全局保安課の小清水徹係長が山田好孝課長の挨拶文を代読。同組合の健全な中古機流通確保のための取組み、遊技機の不正改造対策、闇スロ問題への対応、社会貢献活動や駐車場の巡回活動による車内放置事案防止対策を評価するとともに、パチンコが健全な娯楽となるための取組みのより一層の推進を要請した。
その後、任期満了に伴う役員改選で決定した新役員を紹介し、大饗裕記理事長が再任を果たしたことを報告した。大饗理事長は挨拶で「我々販売業者の業は市場最悪と言っても過言ではない。恐らく年内にはホール店舗数も9,000店舗を切って8,000店舗台に入ってくる。こうした中でファンに支持される遊技機が供給されない限りはホールオーナーは希望を持って設備投資をせず、業界規模の縮小はどんどん加速する。この負のサイクルを断ち切らなければならない」と述べた。
さらに大饗理事長は「これから半年が我々遊技産業の業にとって一番大事な数十年に一度のタイミングになるのではないかと考えている。皆様方の力を結集し、私は先頭に立ってこれまで以上のご理解とご協力をいただきながらこの産業を守っていく。販売業者の生きる道を確立していくために粉骨砕身で頑張っていく」と決意を表明した。
その他、上程された議案はすべて可決承認されたことが報告された。
※大饗(おおあえ)理事長の「あえ」の字は、上が「郷」、下が「食」ですが、ご覧いただく環境によっては正しく表示されない場合がございます。予めご了承ください。