ダイコク電機のDK-SISデータによると今年のGWは、全店データで平均稼働時間5.00h(対前年比0.16h増)、粗利3,840円(同10円増)、時間粗利770円(同20円減)となった。パチンコでは、アウト2万1,900個(同500個増)、粗利3,530円(同10円増)、770円(同20円減)。パチスロでは、アウト1万1,800枚(同600枚増)、粗利4,330円(同20円)、時間粗利730円(同30円減)だった。いずれも時間粗利は減少しているが、そのほかのデータでは良化していた。
エムシックのAI-CISデータでは、4月平均とGWで比較。それによると、パチンコはミドル、ライトミドル、甘デジ、低貸玉の4タイプでアウトが21.8%~37.0%増加。パチスロは5号機Aタイプ、5号機AT・ART、6号機AT・ART、低貸メダルの4タイプでアウトが20.1%~37.5%増加している。また、「アウト/人」においてもパチンコ・パチスロともに軒並み増加しており、通常月よりも客滞率が上昇していたことがわかった。
ピーブレインの全国データ.comのデータでは、レート別の稼働データなどを前年のGW(2018年4月28日~5月6日)と比較。玉単価・台粗利は微減しているものの、「打込」はパチンコで「4円以上」が1万9,074個(前年比254個増)、「2円以上4円未満」が1万4,768個(同3,122個増)、「1円以上2円未満」が2万7,039個(同964個増)、「1円未満」が2万8,507個(同941個増)。パチスロでは「20円以上」が1万2,170枚(同697枚増)、「10円以上20円未満」1万1,149枚(同1,086枚増)、「5円以上10円未満」が1万2,383枚(同255枚増)、「5円未満」が1万5,692枚(同299枚増)となっており、全レートで稼働が上がっていた。
今年のGWは、パチンコ・パチスロともに新規則機の導入が進み、前年に比べ台粗利などは微減しているものの、総じて稼働は増加した。