ZENT最新店は「省力化」「SNS映え」がテーマ

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MEGAドン・キホーテ豊橋店内の1階、2階に出店した『ZENT豊橋藤沢店』。

 愛知、岐阜にチェーン展開する善都(豊田市、都筑善雄社長)は、24店舗目となる《ZENT豊橋藤沢店》を2月1日にグランドオープンする。MEGAドン・キホーテ豊橋店内の出店となり、1階にパチンコ591台、2階にパチスロ520台の総台数1,111台を構えた大型店舗。同社にとって5年ぶりの新規出店となる。

 1月29日に行われたプレス向け内覧会で都筑社長は、「今回は新しいスタンダードになりうる“省力化”と“SNS映え”をテーマに掲げ進めてきた。人手不足が社会問題になっている中、一部の業界では無人化が進められている。当業界にはまだアナログの部分も多いが、人にしかできない仕事に高いパフォーマンスを発揮してもらうため、(省力化などの)新たなスタンダードに取組んだ」と語った。

 省力化に資する設備機器では、事務所金庫室へ紙幣を集約する紙幣搬送システム(エース電研製)をはじめ、セルフカウンター、賞品自動販売機、ウェアラブルウォッチ、清掃ロボットなど、最先端の設備を導入した。

 セルフカウンターは、遊技客が遊技終了後に残玉(メダル)のあるカードをPOS端末に挿入すると玉数(メダル数)に応じて景品が払い出されるシステム。カウンターには4台のPOS端末を設置し、2台が有人、2台がセルフ対応となる。

 賞品自動販売機は、自販機の中に賞品が陳列され、賞品番号を押して、残玉(メダル)のあるカードを挿入すると賞品が出てくる仕組み。

 清掃ロボットは、閉店後にフロアを掃除する自動清掃ロボット。1階、2階に1台ずつを配置し、閉店後の清掃業務の負担軽減をはかる。

 一方、SNS映えでは、店内にプロジェクションマッピングを取り入れた。ドン・キホーテとの共有スペースには、インタラクティブサイネージを設置し、遊技をしない人にも楽しんでもらえる仕掛けを用意している。

 また、店内は禁煙で、加熱式たばこ専用喫煙室2カ所、喫煙専用室1カ所を設けている。

 都筑社長は愛知県豊田市内の3店舗のM&Aも発表。「3店舗のM&Aにより、今年は27店舗となる。東海地区で最大規模となる中、お客様のニーズを先取りしていけるような道標となる会社を目指していく」と今後の方針を語った。

  • 1階がパチンコフロア、2階がパチスロフロア。計1,111台を設置する。

    1階がパチンコフロア、2階がパチスロフロア。計1,111台を設置する。

  • 遊技客が自分で賞品交換できるセフルカウンター。2台のPOS端末がセルフ対応。

    遊技客が自分で賞品交換できるセフルカウンター。2台のPOS端末がセルフ対応。

  • 賞品自動販売機でも遊技客が賞品交換できる。

    賞品自動販売機でも遊技客が賞品交換できる。

  • 閉店後に店内のフロア清掃を行う自走型清掃ロボット。

    閉店後に店内のフロア清掃を行う自走型清掃ロボット。

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