冒頭の挨拶に登壇した加藤英則代表理事は「パチスロ6号機では客単価が5号機に比べ低下している。PCSAとしては『パチンコを日常の娯楽にしていく』という目的と合致するところもあり、遊びやすい遊技機がでてくることは喜ばしいこと。ただ、客単価が低下することで台収入が減るため、これからは遊技機、設備等のコストを『改善』ではなく『改革的』に見直していかなければならない。PCSAでもあらゆるコストを『改革的』に見直すよう組合員のみなさまの知恵を借りて業界に提言していき、できることを実行していきたい」と述べた。
総会では、審議議案はなく21世紀会の活動報告や各研究部会の報告が行われた。
総会終了後は、「『PCSAパチンコホール法律ハンドブック2018』事例解説と出版により明確になった業界課題と解決の方向性」について勉強会が開かれた。ファシリテーター(進行役)に株式会社エンタテインメントビジネス総合研究所の藤田宏代表取締役社長とパネラーに三堀清弁護士と法律問題研究部会の3名が登壇。法律ハンドブックの内容をもとに遊技機の流通、広告宣伝などの事例を交えて解決の方向性を導き出す討論がされた。