『トレパチ!』はパチンコ機同様にハンドルを回して玉を打ち、スタートに入賞するとドラムが回転し、大当たりを楽しむゲーム。発射される玉は樹脂素材のため、ガラス板にあたる音などが軽減されている。ハンドルのほかに、足で踏むペダルによっても玉を発射することができるなど、高齢者の健康促進にも役立つのが特長。すでに約300台が全国の介護施設や地域コミュニケーションセンターなどに導入されている。
テーブル型の『トレパチ!テーブル』は、タッチパネルが埋め込まれたテーブルで10種類のゲームが楽しめるもの。ゲームアプリには記憶力やクイズ形式の「脳トレ系」や、反射神経や脚部を鍛錬できる「運動系」などがあり、4人同時に遊べるゲームもある。ゲームの電源を落とせば、飲食などができるテーブルとしても使用でき、食後のレクリエーションなどに最適だ。テーブルの高さも車イス等にあわせて調整できるほか、ゲーム内容を外部モニターに映し出すことで、大勢の人が一緒に楽しめる点も好評となっている。
ブースには介護関連の関係者が訪れ、実際に各ゲームを体験。同社の永野光容社長は、「来場者の反応は非常によいです。他にはない製品なのでその優位性をみてもらいたい。パチンコも福祉も年配者が多く、市場としては近いと思っている。今後も継続して展示していきたい」と意欲を見せていた。