同サービスは自店の会員ユーザーが、会員カードを挿入して遊技した際の遊技データをユーザー自身に開示するサービスとなっており、新規会員の獲得や自店の会員カード利用の促進につながると注目されている。
ユーザーはログイン画面で「会員カード番号」と「パスワード」を入力することで、簡単に自分が遊技した台の履歴を細かく閲覧可能。従来のデータ提供サービスとの大きな違いは、自身が遊技した台のデータのみが表示されるため、機種名や台番号などから検索するといった煩わしい作業が不要な点だ。また、自身の遊技結果だけでなく、その台の1日の総稼働結果なども同時に閲覧できるため、やめた後の遊技台の動向を後日チェックしに行くといった手間もかからない。なお、大当たり履歴は3ヵ月の間は閲覧できるため、当日チェックし忘れたとしても問題はない。
ホール側のメリットとしては、同サービスを用いることで、ユーザーとコミュニケーションを図る機会が増えるほか、会員カードの利用頻度が上がることで、潜在的なカード会員の遊技動向が把握でき、より正確な自店のユーザーの動向分析が行えるようになる。
そのほかにも、自己申告プログラムに近い機能の搭載も予定しており、今後のバージョンアップではユーザーが設定した投資金額を超えた際に店舗に通知が入り、該当のユーザーに声掛けをするといったのめり込み防止対策を実施できるようになるという。
このように同サービスは、「新規会員獲得」「リピーターの増加」「ユーザー動向データの精度の向上」「のめり込み防止対策」といった様々なことが期待できる画期的なサービスとなっている。