TASは、ディープラーニング(画像の特定、予測など人間が行うようなタスクを実行できるようにコンピューターに学習させること)とコンピュータービジョンを組み合わせることで高精度な顔認証や異常検知率の向上が実現している。侵入検知、置き去り検知、人数カウント、マーケティング情報の収集など、大手メーカーでは1つ1つ運用していたものを1つのソフトで統合的に運用・管理が可能になっている。
主な特長は、約10,000人の顔を登録でき、顔情報に基づいた再生検索が可能なため、建物の入館管理やビジネスシーンにおけるスムーズな顧客対応など様々な用途が見込める。さらに、固定カメラに検索条件を設定しておけば、エリア内に不審者などの異変が発生した時に、AIが検知し他のPTZカメラ(広角ズームを遠隔操作可能なカメラ)が連動して自動追尾する。
なおTASの販売先は、アミューズメント、物流、製造と様々な業界を想定しており、同社の全国21拠点が最適な解決法の提案から導入手配、運用、アフターサービスまでワンストップで対応する。
同社は、今後も顧客の課題解決を図る“メーカー商社”として、トータルサービスの提供を目指している。