西日本豪雨災害ボランティアに日遊協が参加

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 日遊協中国・四国支部は広島県浜宮地区で7月25日と27日に「西日本豪雨被災地ボランティア活動」を行った。

 浜宮地区では中心部に流れる総頭川の氾濫により、広い範囲で床下浸水が発生。床下に大量の泥が流れ込んで異臭を放つなどの被害が出ており、生活が困難な状況になっている。

 当日は一般ボランティアと混成された2チームで道路の側溝の泥すくい班と家屋の床下の泥書き出し班に分かれて作業を実施。

 側溝班は、溝いっぱいに溜まった大量の泥砂をスコップによる手作業ですくい上げ、土嚢に詰める作業を行った。

 家屋班は、手桶やスコップを使い泥砂をバケツで外に運んでから土嚢に詰めるといった根気のいる作業が続いた。参加者は35度を超える暑さのなか床下と床上で連携し声をかけあいながら協力して作業を進めた。

 作業終了後には住宅の持ち主から参加者に対して感謝の言葉がかけられた。参加者たちは「暑さが大変だった。濡らしたタオルやクーラーボックスを持参して何とか作業を全うした」「住民の生活が元通りになるまでにはまだ相当時間がかかると感じた。まだまだボランティアが必要だ」などと感想を述べた。

 なお作業は、10分間の作業と休憩を交互に繰り返して無理のない範囲で作業は行われた。

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