「涼」を届ける打ち水プロジェクトに東和産業が参加

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浴衣女性従業員21名による店舗前での打ち水。涼し気な浴衣姿と打ち水により涼を届けた。

 東和産業は7月30日、有楽町駅前広場で行われた「有楽町清涼フェスタ2018」に参加した。

 同イベントは、企業や行政と連携し都市部特有のヒートアイランド現象緩和などのために打ち水を行い、日本の涼を感じてもらうイベントとなっている。日本古来から続く江戸文化の知恵でもある打ち水は、水が蒸発する際に大気中の熱を奪うため、体感温度にして2度ほど下がるといわれている。

  当日は≪有楽町UNO≫≪有楽町DUO≫の2店舗と本社従業員など合わせて21名の浴衣を着た女性従業員をはじめ、企業、大学生、一般の方たちが桶とひしゃくを持ち一斉に打ち水を行い、通行人からは歓声が上がった。イベント終了後には、同社店舗前で打ち水を行い、地域住民と記念撮影を行った。同イベントに参加した女性従業員は「楽しかったです。会社としてこういった取り組みができるのは素晴らしいことだと思います。来年も張り切ってやりたいと思います」と笑顔で語った。

 また同社では2008年から参加しており、営業本部の川口卓也部長は「弊社では有楽町再開発プロジェクトに助力しており、地域のためになにかできることはないだろかと考え参加し続けている。街があって我々の事業は成り立っているので今後も手を抜かずにやっていきたい」と語った。

 なお同社では、環境省や地方自治体が賛同する「熱中症対策声かけプロジェクト」に参画しており、当日はイベント前に店舗前で飲み物とうちわの無料配布を行い、地域の方とのコミュニケーションを図りつつ、熱中症予防に貢献した。

  • 店舗前での集合写真。同社の岸野誠人社長(写真中央)が視察に訪れた。

    店舗前での集合写真。同社の岸野誠人社長(写真中央)が視察に訪れた。

  • イベント前には飲み物とうちわを提供。多くの方が手に取り一息ついた。

    イベント前には飲み物とうちわを提供。多くの方が手に取り一息ついた。

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