セミナー当日は「出店戦略+未来展望」、「温故知新」、「女性活性化」の3つのキーワードをもとに3部構成でセミナーを実施。講師は(株)NPI総研の伊藤和彦代表取締役社長(第1部)、(有)ジェネシスの高濱明人代表取締役(第2部)、(株)ミチスケジャパンの永澤有希氏、川﨑公司弁護士(第3部)が務めた。
第1部では伊藤氏がこれまでに蓄積したノウハウでホール企業を飛躍的に成長させた出店事例の一部を紹介する一方、インバウンド効果をパチンコ業界でも享受するため、業界関係者が一致団結してパチンコ業界を活性化する「上野パチンコ村観光地化プロジェクト」構想を提案した。
第2部では高濱氏が危機的状況を打破するために経営者に求められることを、大手ホールで経営者・経営幹部を歴任してきた自身の経験とノウハウをもとに解説。この中で「人」「物」「金」「情報」の経営に関する4大要素の統合管理の必要性を強く訴えた。
第3部では永澤氏と川﨑弁護士が「セクハラ・パワハラの実態と根絶~#MeToo時代に知るべきこと~」と題して、ホールで起きやすいセクハラ・パワハラ事例と対処法を紹介するとともに、川﨑弁護士が法的な観点からセクハラ・パワハラを解説した。
また、セミナー開始に先駆け弊誌GreenBelt編集長の福田義尚が「ここでしか聞けない!業界最新情報」と題して講演を行った。セミナーには全国各地からホール経営者・経営幹部が多数参加し、会場は満席御礼の大盛況となった。