ホール企業の充足状況を調査

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 エンタテインメントビジネス総合研究所はこのほど第73回パチンコ景気動向指数(DI)調査の結果を発表した。

 パチンコ景気動向指数値(DI値)は調査企業に対して「良い」、「さほど良くない」、「悪い」などの選択肢で答えられる景気局面に関する質問を行い、「良い」の回答構成比から「悪い」の回答構成比を差し引いて算出。今回の調査期間は6月14日から6月28日で有効回答数は56社となった。

 収益や売上、粗利といった「全般的業況」では、マイナス28.2ポイント(前回比1.7ポイント悪化)とほぼ横ばいとなったが、3か月後にはマイナス35.3ポイントと落ち込む見通しとなっている。事業者規模別でみると、小規模事業者(1~3店舗)がマイナス62.5ポイント(同27.2ポイント悪化)、中規模事業者(4~10店舗)がマイナス43.5ポイント(同28.1ポイント悪化)となったが、大規模事業者(11店舗以上)がマイナス6.3ポイント(同30.5ポイント良化)と業況に回復が見られた。

 また今回のトレンド・ウォッチでは「人材確保と新卒採用」の観点から正社員とアルバイトの充足状況について質問を実施。その結果正社員では「やや不足」(39.3%)、「非常に不足」(17.9%)と回答者の57.2%が不足の状況という結果となった。アルバイトについては「やや不足」(50.0%)、「非常に不足」(16.1%)と合わせて66.1%と不足状況にあり、人材不足が懸念される結果となった。

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