全日遊連は7月18日の全国理事会後に記者会見を行い、西日本豪雨の被災状況について報告した。
7月17日時点で、全日遊連に被害報告があったのは、岡山県3店、広島県4店、愛媛県5店の計12店舗で、水没などの被害がでている。
まだ被害の全容が明らかになっているところもあり、各県遊協からはさらに件数が増えるとの報告があったという。
一方、この西日本豪雨に伴い、全日遊連では7月12日に全国遊技機組合連合会(全機連)に、被災ホールへの支援をお願いした。
阿部理事長はこの要望について、「被災ホールは水没しているところが多い。認定機など使えなくなってしまう機械が大多数だと廃業するところも出てくる。なるべく廃業しなくて済むような配慮をお願いした」と説明。すでに協力を検討しているメーカーがあるとの認識を示し、「メーカーさんにしても廃業する店舗を少なくしたいという思いを持っていただけるのはありがたい」と話した。
また、6月に発生した大阪北部地震の被災ホールは12市1町の65店舗で、天井や壁の亀裂等の被害だったと報告した。