冒頭で挨拶に登壇した前田竜哉委員長は「この業界の現状を見ると、女性が安心して働ける環境への支援、キャリア形成して活躍してくれる女性の増加、そして何よりも採用の増加と定着してくれる女性の増加の3つの軸が重要」と課題点を述べた。
実務講座では株式会社エンタテインメントビジネス総合研究所の立川美夏子氏による「インバスケット思考~究極の判断力を身につける!!~」と題して、未解決の複数の案件を限られた時間内で優先順位をつけて処理していくトレーニングゲームが行われた。
続くグループディスカッションでは、4グループに分かれ「キャリアプランニング」、「ワーク・ライフ・バランス」の2つのテーマに沿って企画を立案し、協議が行われた。
フォーラム終了後には人材育成委員会のメンバーも参加した懇親会を実施。企業の枠を超えて女性社員同士で交流を深め合った。
同フォーラムは年4回の開催を予定しており、ホール会員企業14社、計19名の女性社員が参加。企画作りや懇親会を通じて他社との人脈ネットワークを広げるとともに、最終回で出来上がった企画を持ち帰り、自社で役立てていくことを目標にしている。
なお、今年度も福岡市で「女性活動推進フォーラムin九州」を3回にわたり開催する予定。