同友会は6月20日、都内台東区・オーラムで理事会を開催。新基準機に該当しない高射幸性遊技機(回胴式遊技機)について、業界6団体で合意した設置比率(19年1月までに設置台数の15%以下、20年1月までに同5%以下、21年1月までに同0%)を達成できない会員について、各設置比率目標値となるまでの期間を会員資格停止処分となることを決議した。
理事会後の記者会見で東野昌一代表理事は「これまでも業界団体で決められた事項の遵守を目的に独自のペナルティを設けているが、違反者は一店舗もなかった。今回も業界を挙げて活動していることであり、違反者は出ないと思うが、意思統一しておこうという意味もある」とペナルティ策定の理由を述べた。
また、記者会見では外国人雇用に向けた研究分会を新設したことを発表。東野昌一代表理事は「外国人の雇用は風営法の関係でダメと思っていたが、風営法の中には外国人の雇用を禁止した項目はなく、実際は入管が問題となっている」と述べ、外国人雇用に関する制度の勉強からスタートする方針を明らかにした。