総会にあたり挨拶した竹田隆理事長は冒頭、一昨年のMAX機撤去と昨年の新基準に該当しない遊技機設置比率30%目標について「組合員の皆様方には何かとご不満があったと思いますが、血の涙をながしながらしっかりと約束を守っていただいたことに対し、まずもって感謝申し上げたい」と謝意を示した。
その後、2月1日に施行された改正規則について「今回の規則改正で遊技機の出玉性能に関するところ、そして依存問題に資する管理者の業務が追加され、我々パチンコホールを営業する側としては非常に厳しい対応を迫られる状況になっている。しかし厳しいと言っていてもはじまらない。過去の姿をもう一度見返しながら、新規則のもとどうしたらお客様を増やしていけるかを考えていく必要がある」と述べ、この厳しい状況をファンを増やす契機としてとらえ、ともに努力していくことを確認した。
来賓祝辞では宮城県警察本部生活安全部の遠藤浩幸部長がパチンコ依存問題対策としてRSNの周知、自己申告プログラムの導入促進、依存症の一因となっている違法な広告宣伝への対策等の確実な推進を要請した。
その他総会では任期満了に伴う役員改選が行われ、竹田理事長の続投が決議された。また、総会に先駆け全日本社会貢献団体機構の助成内定式が行われ、シャロームいしのまき代表者に助成内定証が受贈された。