エース電研、新ビルストリームは島外にも搬送可

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会場には40超える同社顧客の法人が来場し、新製品への関心を寄せていた。

 エース電研は5月16日と17日の2日間、同社の関西支社で無料セミナー及び設備展示会を開催した。

 セミナーでは、株式会社エンタテインメントビジネス総合研究所のチーフコンサルタント・中辻寿夫氏を招いて、両日とも2部構成で行われた。第1部「規則改正経過措置期間のM&A最前線」、第2部「ホール経営の省エネ・省人化」をテーマに、ホール経営層・マネジメント層に対して講演を行った。

 展示会では、セミナーのキーワードでもある「省力化」のテーマに沿った同社製品や協賛メーカーの製品を紹介。中でもデモ展示された同社の紙幣搬送装置「ビルストリーム」の発展形である集合搬送装置は、従来の島内搬送にとどまらず、島外への紙幣搬送も可能となっており、最小数の金庫に集約でき、省力化とセキュリティの向上に貢献するシステムとして、来場者の関心を集めた。

 また集中代表ランプシステムは島端代表ランプと無線連動し、呼び出しコースの視認に優れ迅速に対応できるシステムで、昨今のホール営業の課題でもある従業員不足による呼び出し対応の遅延を軽減できる。本体はホールに合わせたデザインで制作可能となっており、ランプの色は7色から選べる。

 なお、両日合わせ関西支社商圏の同社顧客40以上の法人が来場した。

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