午前11時から開かれた展示会では、発売から8ヶ月で全国約60店舗に導入が進んだ「遊技動向(遊動)分析」を中心とするラインナップが並べられた。
遊動分析は北電子のホールコンピュータ『VORFORCE』(ボルフォース)に集積される各種台データと、グローリーナスカのICカードシステム『G8 EXSIM』および会員管理システム『P-BANK EXSIM』に集まる遊技客データを融合し、従来の遊技「台」目線から遊技「客」目線に立った、さまざまな客単位データを抽出する。たとえば台ごとの遊技人数、客単価、勝ち客・負け客の人数内訳、さらに新台入替など各種施策の効果測定、来店時に最初に座る台(初遊技台)の見える化を実現した。
午後2時のセミナーに先立ってグローリーナスカの井寄社長と、北電子の小林副社長が挨拶。遊動分析の導入が順調に拡大していることに、それぞれ手応えを語った。
セミナーでは遊技業界ジャーナリストのPOKKA吉田氏が規則改正で混沌とする業界情勢について独自の視点から鋭く切り込むとともに、今後の動向について自身の考えを語った。
2社共同のセミナー&展示会は9月12日には大阪、22日には名古屋でも開催される。