主催者あいさつで登壇した共同募金会の小田敏三会長は「リフト付きの移送用車両というのは、非常に高額でなかなか皆様のご要望に応えられていなかった。そのような中で新潟県遊技業協同組合様が高額な寄付金をくださり、これを基にして今年も2台の移送用車両を助成することができた。毎年多額の寄付金をいただき誠にありがとうございます」と今年も車両を助成できた喜びと新潟県遊協の寄付に対する感謝の気持ちを述べた。
続いて寄付者挨拶に立った新潟県遊協の佐藤孔一理事長は「最近社会福祉活動をされている方と接することが多く話を聞くと、やはり機動力のある福祉車両があると助かるという声が多かった。今年もまた県内の施設に福祉車両を贈呈できたことを大変うれしく思う。今日贈呈した2施設の方々にはボロボロになるまでこの車両を活用していただきたい」と述べた。
その後、2施設に対して助成目録と車両のゴールデンキーが贈呈されたほか、2施設からは小田会長と佐藤理事長に向けて御礼の言葉が述べられた。
新潟県遊協は地域の高齢化が進む中、平成14年度から特養老人ホームやデイサービス等に対する送迎用車両購入補助金を新潟県共同募金会を通じて寄付。平成24年度からはより財政基盤が脆弱な障がい者施設に対する高額車両の整備助成に変更し、社会貢献を続けている。