パチンコ・パチスロ依存問題の電話相談事業を行う認定NPO法人リカバリーサポート・ネットワーク(RSN、西村直之代表理事)のレポートによると、2017年6月の相談件数は445件(沖縄RSN381件、全商協RSN支援室64件)となり、今年3月以降4ヶ月連続で相談件数が400件を超えた。
5月比では5件の減少だったが、前年6月比では218件の増加となっている。
沖縄RSNの相談件数381件の内訳は、初回相談325件、複数回36件、間違い・無言・問い合わせ20件。初回相談のうち、本人からの相談は255件(79%)で4カ月ぶりに8割を下回り、家族・友人からの相談比率が増加した。
レポートでは、「ホール内での啓発強化の影響が本人に対しては治まりつつある一方で、いわゆる『ギャンブル依存症』に関する断片的な情報が日本社会全般へと拡散されており、家族の『病気』を心配する方からの相談が増えているのではないかと思われる」としている。