茨城県遊技業協同組合(平文暉朗理事長)は6月8日、水戸市内のホテルで第37回通常総会を開催し、任期満了に伴う役員改選では平文理事長が再任した。副理事長5名も留任となり、専務理事には新たに小園文夫氏が就任した。
平文理事長は総会冒頭の挨拶で、ギャンブル等依存症問題への対策が求められていることに触れ、「遊技業界はこの問題に先駆けて立ち向かい、根強いファンのためにも愛情をもって対応してきた。これからもファンの心に添って大衆娯楽としての夢を提供していきたい」などと述べ、その他多くの問題に対しても協力をお願いした。
総会ではその他、茨城新聞文化福祉事業団と茨城県社会福祉協議会の2団体に福祉基金を贈呈。また、優良従業員表彰として、勤続20年以上、及び10年以上の計43名を表彰した。
総会後の祝賀会では来賓の橋本昌茨城県知事が、組合の積極的な社会貢献活動に対し改めて謝辞を述べた。また、県内の人口減が深刻になっているとし、業界についても「店舗、台数が減少傾向にあると聞く。その中で、どうやってパチンコの楽しさを理解してもらうか大変な時代」などと述べ、健全発展への努力に期待した。