与野党各党から出揃っている「ギャンブル等依存症対策基本法案」の成立が秋の臨時国会への先送りが濃厚になっていることがわかった。6月9日に開かれた日電協通常総会後の懇親会で、日電協の顧問を務める石関貴文衆院議員から報告された。
石関議員は、「来週(6月12日から始まる週)始めにまず与党案が提出され、それに続いて民進党案が提出される見込みだが、今国会に小幅延長があったとしても、基本法案まで届かないというのが我々現場の実感だ」と述べた。
今国会は6月18日が会期末。石関議員は小幅延長があっても法案成立は秋の臨時国会に先送りされる可能性が高いとの認識を示した。石関議員は民進党の所属。