山口県防府市で5月11日、生後2カ月の乳児が5時間半にわたり車内に放置され、熱中症で死亡した事件で、保護責任者遺棄致死の疑いで逮捕された母親(23)が、当日はパチンコをしていたと供述していることを各報道機関が報じた。
報道によると警察の話として、母親は当初、自宅アパートの駐車場に車を停めいていたと供述していたが、その後の調べで、パチンコ店の駐車場に停めてパチンコをしていたと供述し、「ストレスがたまっていてパチンコをしていた」などと供述しているという。
店舗では車内放置事故の防止のため、1時間に1回、駐車場の巡回などをおこなっていたが、発見できなかったもようだ。
また、全日遊連では、今回の乳児死亡事故をうけて、改めて駐車場等の巡回確認と店内放送等の実施の徹底を呼びかけている。とくに、スモークガラスや日除けシート等で車内の状況が見えにくい場合などは、懐中電灯等を用いた確実な車内点検を促している。