注目はCRユニット最新バージョン『VEGASIAⅢ』。液晶まわりやノズルにLEDイルミネーションを搭載、業界初の光るユニットが考案された。たとえば4円コーナーと1円コーナーの色を変えるなどのきめ細やかなイルミネーション演出を可能にしている。
業界最大の5.6インチ大型液晶も実装。さらにDKランプと連動する呼び出しボタンも搭載。手を伸ばさずに手元操作で完結できる利便性の強化も図られている。
また顔認証カメラも標準搭載。カメラがファンの離席を素早く検知してカードをロックする業界初の“人体検知ロック”(カード盗難防止セキュリティ)に加え、一人の遊技客の2枚以上のカード利用を検知する会員カード複数枚検知機能が装備された。
一方、顔認証カメラの標準搭載が台データに顔認証データを重ねて分析できる『CⅡFACE』との接近にもつながったタイミングにあわせ、『CⅡFACE』導入店から集積したデータをホールコンピュータ上で閲覧できる全国ファン動向データ公開サービス「Fan-SIS」も発表された。
「Fan-SIS」は、全国の台データを閲覧できる「DK-SIS」の顔認証データ版。自店の顔認証データを全国平均と比較分析できる戦略情報サービスだ。たとえば新台導入3日間における客遊技時間(一機種一人あたりの遊技時間)など全国のファン動向データを毎日更新で見ることができる。
導入3日間の客遊技時間は機械寿命に比例することが検証済み。そこに今回は自店データと全国データを比較できる業界新標準が提案された。
今後の展示会スケジュールは、福岡会場(5月23日)、大阪会場(5月30〜31日)、東京会場(6月7〜8日)となっている。