発表会冒頭の主催者挨拶に登壇した同社企画部の永谷俊介部長は、「前作の『仕事人IV』より5年の月日が経ち、ようやく本日『仕事人V』を発表させていただく運びとなりました。仕事人シリーズは弊社ラインナップの中でも特に重要なコンテンツで、多くのパチンコファンの皆様にも長らく愛されているコンテンツだと思っております。その分開発にあたり試行錯誤することも多かったですが、知恵を絞りとても良い機械に仕上がったと自負しています」と新機種への自信を覗かせた。
次に登壇した同社開発本部開発情報戦略部の堀口知伸執行役員は、筐体コンセプトについて「『徹底した体感度の向上』、『新しい考え方の汎用枠』の2点に大きくこだわりました。今流行りのVRや4Dを意識し、“視る”、“聴く”、“触る”の3点を徹底し、プレイヤーがより仕事人の世界観に没入できるような筐体を開発しました。さらにプレイヤーだけではなく、ホール様のことも考え、筐体の上部、盤面、下部をユニットとして分け、様々な組合せを可能とすることで大きな新台入替効果を与えると同時に、コストを抑えることができる新しい汎用枠になっています」と説明。その後、同商品検証室の天野貴之係長がスペック、ゲーム性をアピールした。
同機のスペックは大当たり確率約1/309.1(高確率時約1/45.2)の王道ミドル確変スペック。確変「斬RUSH」突入率は60%(突確搭載)で非突入時は必ず時短100回転が付与される。出玉あり大当たりは全て15R:1470個の出玉を獲得できる(払出値)。さらに斬RUSH中は『ぱちんこ GANTZ』で大好評となった、次回大当たりまで小当たりが頻発し、出玉が増え続ける「SUPER小当たりRUSH」を搭載。GANTZと違い、確変中は必ず小当たりRUSHに突入する仕様となっている。
演出面では上記の“視る”、“聴く”、“触る”に特化した演出が満載。プレイヤーを包み込むように配置された液晶に加え、初搭載の「満月ビジョン」、筐体上部の圧倒的インパクトの「出陣&トランペットギミック」、「激震剣ギミック」など多彩な筐体・ギミックを搭載し、演出に応じた毎に異なるサウンド、振動でプレイヤーの五感に訴求する。
当日は特別ゲストとして同機に組紐屋の竜、頼み人・奈々姫として出演している京本政樹さん、鈴木奈々さんが登場。同機について、「今日初めて体感させていただきましたが、すごく楽しくてすごく興奮したので、大好きな旦那さんと一緒に打ちに行きたいと思います(鈴木さん)」、「京楽さんには必殺シリーズを愛していただいて非常に嬉しく思います。藤田まことさんがお亡くなりになり、本来なら共演できないのにこの必殺仕事人Vの中で実現していただいて非常に感慨深いです。必殺仕事人でパチンコをあまり打ったことがない人も、必殺仕事人が好きな人に興味を持っていただきたいです。そのために頑張って大ヒットに導きたいと思います(京本さん)」と感想を述べた。また、同機に楽曲提供する歌手の上木彩矢さんのライブパフォーマンスも行われた。
同機は5月21日より納品開始予定。
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