RSN、1日あたりの相談件数が過去最多に

投稿日:

 パチンコ依存問題に関して電話相談等の活動を行う認定特定非営利活動法人、リカバリーサポート・ネットワーク(RSN、西村直之代表)のレポートによると、2017年2月の電話相談件数は348件(沖縄RSN273件、全商協RSN支援室75件)で前月より103件増加した。1ヵ月の相談件数は開設以来2位となり、このうち2月27日の相談件数が開設以来最多となる31件を記録した。

 相談件数が前月から倍増したのは、依存問題への取り組み状況に関する、警察当局の立ち入り調査が関係しているとみられており、支援室への相談件数75件で前月に比べ61件増加したが、このうち33件が、ホール等パチンコ業界関係者からの問い合わせだった。また、感情的あるいは攻撃的な意見や相談が増えるなど、過去に業界が啓発活動強化に取り組み始めた時期との共通点が感じられたという。この点に関してRSNでは、初めてポスターを貼ったホールや、貼付する枚数を増やしたホールがあったと予想している。

 沖縄RSNの相談件数の内訳は、初回相談232件、複数回32件、間違い・無言・問い合わせ9件。そのうち本人からの相談は177件、家族・友人からの相談は54件、援助者からの相談は1件だった。

-業界ニュース

© 2024 グリーンべると(パチンコ・パチスロ業界メディア) Powered by AFFINGER5