報知新聞社と日本将棋連盟が主催、ユニバーサルエンターテインメントが特別協賛する「第43期岡田美術館杯女流名人戦」で名人を防衛、8連覇を果たした里見香奈女流名人の就位式が3月21日に都内で開催された。
就位式では主催者を代表し、報知新聞社の早川正代表取締役社長と、日本将棋連盟の佐藤康光会長、棋戦の冠となっている岡田美術館の小林忠館長が挨拶。最終局までもつれた熱戦を振り返り里見女流名人を祝福するとともに、開催に尽力した関係各位に謝意を表した。
また、就位式後に行われた祝賀パーティーでは、五番勝負の開催地となった島根県出雲市、千葉県野田市、岡山県真庭市の関係者が挨拶。また、里見女流名人が「最終局が終わった後は疲れを感じたが、充実した疲れだった。この1年は大きな1年になる。日々を無駄にしないよう頑張りたい」と抱負を述べるとともに、関係者各位に謝辞を述べた。