衆議院内閣委員会で依存症対策について質問

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 3月8日に行われた衆議院内閣委員会で、民進党の高井崇志議員がパチンコ・パチスロの依存症対策などについて質問した。

 速記録によれば高井議員ははじめに、ギャンブル依存症が厚生労働省の推計で536万人いるといわれている点、また、警察庁が昨年1年間に全国で摘発された刑法犯のうち、パチンコが原因である件数が1,326件数という数字を発表したことを踏まえ、松本純国務大臣(国家公安委員長)に対して、パチンコ・パチスロの依存症に対して大臣のリーダーシップでどのような対策をとっていくのか尋ねた。これに対し松本大臣は、風適法に基づき必要な規制が行われている他、警察としてもパチンコ等の依存問題について関係省庁と連携してより一層しっかりと取り組みたいなどと答弁した。

 高井議員はこの他、検定機と性能が異なる可能性のある遊技機に関してのメーカー側の責任、役比モニタのパチンコへの設置、パチスロのサブ基板管理、検定制度と特許制度の関係について質問。

 これに対し松本大臣または政府参考人が業界の撤去への取り組みの状況等を説明した他、射幸性抑制の観点から、出玉の性能が容易に確認でき射幸性が過度に高まることを防止することができる遊技機の開発普及を進めるように業界団体に指導している等と答弁した。

※速記録をもとに編集部で内容を要約しています。

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