エンタテインメントビジネス総合研究所は2月7日、都内で「見つけよう自店の顧客の遊び方」をテーマにセミナーを開催した。
同社が実施する恒例の「パチンコ・パチスロプレイヤー調査」の集計結果をもとに、ファンの行動を分析。特に今回は遊技頻度の低いレア層に注目し、
「営業に対する影響は大きくないかもしれないが、年に1回、2回程度遊技くれる人を増やすのが大切。全く遊技しない人が増えればバッシングされやすくなる。また、レア層は誘われて店に行くことが多い。現在のプレイヤーが友人等を誘いにくい環境は問題だ」(第1部で講演した同社・藤田宏社長)とこの層を増やす施策の重要性に言及。
あわせて、今回のプレイヤー調査から、これまでの投資額や来店頻度といったプレイ実績による分析の他、余暇時間に対する意識や行動特性といった、感性に軸を置いた分析を加えたことを報告し、「顧客の感性を考え、心理を汲み取ることが必要ではないか」と提案した。
また、第2部では同社・永井優志氏が、顧客の心理・行動特性を遊技タイプと紐づけ、そこから求められる好みの遊技機スペック等を分析した。