同機は“5.5号機のイメージを変える”がコンセプト。
発表会の冒頭に登壇した国本籍雄代表取締役は同機を「苦戦が続いている5.5号機の現状を打破する力がある」とアピールすると、さらに続けて製品説明を行った神農勝進統括本部長は「長期稼動する新基準機をつくるため、現行の新基準機がユーザーの支持を得られない要因を徹底的に分析した。そして、導き出した大きな要因が“初当りまでの道のりが長いこと”、“ART中に下振れした時の出玉感不足”、“主基板管理になったことによるゲーム性の希薄化”の3点。今作の『鬼浜』はこれらの要因を徹底的に排除した機械開発を行った」と自信を覗かせた。
スペックは174枚獲得のボーナスと純増2.0枚/GのARTを搭載したA+ART。ARTは獲得枚数への不満感をなくすため差枚数管理型を採用した。
最大の特長は、ARTの初期枚数決定時やART中に突入する「鬼カードチャレンジ」。同チャレンジは3枚あるカードの中から第1ナビが発生した場所のカードを獲得し、そのカードに記載されている枚数を上乗せするといった完全自力の枚数上乗せゾーンで、レバーを叩く拳に力が入る熱い遊技を提供する。同チャレンジには継続期待度に差を設けた「一撃」、「連撃」、「超」の3段階が用意されており、連撃以上なら終了カードを獲得するまで上乗せが継続。ARTの初期枚数決定時は必ず連撃以上が選ばれる。
そのほか、同機は突然停止ボタンが効かなくなり大チャンス演出が発生する「カチコミ予告」を通常時、ART中のあらゆる場面に搭載。いつ発生するかわからない「カチコミ予告」を搭載することで、常に期待感を持てる通常時に仕上げた。
なお、納品は4月16日開始予定。
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