パチンコ編では藤商事経営企画本部広報・IR室・枝吉純嗣室長が登壇。じゃん球遊技機にルーツを持ち、その後アレンジボール、パチンコ、パチスロへと事業を拡大してきた同社の歴史に触れるとともに、同社の開発思想について「分かりやすいゲーム構成で飽きのこない演出」「大当たりの出玉がイメージできるスペック」「ヒトの五感に訴えかける体感を提供することで『非日常的な感動』を経験することができる」などと説明。また、パチスロについても「パチンコとのシナジー効果を出したい」等と話した。
一方パチスロ編では、ユニバーサルエンターテインメント・長谷川崇彦執行役員マーケット戦略室が登壇。同社の開発体制に関して「決定までの即決さと現場への権限移譲が特長」等と話した。また、同社の開発姿勢の特長として「開発者がベストと思うものを作る」という部分を取り上げ、その一方でマーケットの動向は徹底的に数値化し、正確に伝えることなどを説明した。
また、機械開発におけるハード開発の重要性を強調、同社とサミーが合同で設立したZEEGに関してその狙いなどを話した。
なお、公開経営勉強会に先立って開催された同協会の臨時社員総会で挨拶した金本朝樹代表理事は、12月末に期限が迫った「検定機と性能が異なる可能性のある遊技機」の撤去に向け業界全団体が一致団結して成果を出す重要性を強調。同時に同じ間違いを繰り返さないよう、業界自らが自己管理できる仕組みづくりが重要だと訴えた。